第42回足利地区ミニバスケットボール新人大会が5月10日と11日の2日間にわたり、FUKAI SQUARE GARDEN足利（市民体育館）および毛野小学校体育館で開催された。主催は足利市バスケットボール協会。男子5チーム、女子4チームが参加し、リーグ戦形式で白熱の戦いが繰り広げられた。
女子の部では、2勝1敗で並んだ山前クラブ、足利南クラブ、けやきクラブによる接戦の末、得失点差で山前クラブが優勝を果たした。男子はCASTLEが全勝で圧巻の完全優勝を飾った。
女子：三つ巴の接戦、山前クラブが栄冠
大会2日目の女子最終戦では、無敗の足利南クラブと1勝1敗の山前クラブが激突。南が勝てば優勝が決まる一戦で、山前が序盤から試合の主導権を握った。
パスワークと高いシュート精度で試合を優位に進めた山前は、前半を16-9とリードして折り返す。後半は両チームともにディフェンスが光り、ロースコアの展開となったが、山前が冷静なゲーム運びで南の追撃を許さず、最終スコア28-15で勝利を収めた。
この結果、3チームが2勝1敗で並んだが、得失点差により山前クラブが優勝に輝いた。
女子：初日の注目カード、足利南クラブ vs けやきクラブ
大会初日、注目を集めたのは足利南クラブとけやきクラブの一戦。
前半は南が持ち味のスピードと正確なパスワークを活かして主導権を握り、26-16とリード。後半はけやきが高さを活かして追い上げを見せたが、南が試合を通じてミスを最小限に抑え、46-36で勝利を収めた。
男子：CASTLEが全勝優勝、圧巻のパフォーマンス
男子の部では、CASTLEが全勝で他を圧倒し、文句なしの完全優勝を達成。個々のスキルの高さに加え、チームとしての連携や基本プレーの徹底が勝利の要因となった。
協会会長コメント「仲間と目標を共有し、成長を」
足利市バスケットボール協会の髙野貴市会長は、「女子は三つ巴の接戦で、実力が拮抗していることがよく分かる大会だった。男子はキャッスルが強さを見せたが、それはチームの約束を守った結果。バスケットボールはチームスポーツ。仲間と同じ目標に向かって努力してほしい」と話した。
【大会結果】
〈男子〉
優 勝 CASTLE
準優勝 West Stars
第3位 HOOP KID’S
〈女子〉
優 勝 山前クラブ
準優勝 足利南クラブ
第3位 けやきクラブ
