最後の一球まで分からなかった!　シャララ、歓喜の優勝

春の訪れとともに幕を開けた「山辺マスターズリーグ2025」。4月の開幕からおよそ9か月、各チームが意地とプライドをぶつけ合い、最後の一戦まで優勝の行方が分からない大混戦となった。

運命の最終ゲームで相まみえたのは、優勝を懸けるシャララと、Bクラス上位を狙うプレイング4。小雨が降るあいにくのコンディションの中、試合は緊張感あふれる展開で始まった。

序盤に主導権を握ったのはシャララだった。先攻のプレイング4の攻撃を落ち着いて抑えると、その裏、四球と安打でチャンスを作り、三塁線を鋭く破るタイムリーで先制。さらにパスボールの間に1点を加え、流れを引き寄せた。
一方のプレイング4も簡単には引き下がらず、四球で好機を広げて1点を返し、試合は接戦の様相を呈する。

3対2とシャララがリードして迎えた最終回。プレイング4が意地の攻撃で2点を奪い、4対3と逆転に成功する。しかし、その裏だった。ここでシャララが底力を発揮。集中力の高い攻撃で一気に2点を奪い返し、5対4で再逆転。そのまま逃げ切り、激戦を制してリーグの頂点に立った。

【山辺マスターズリーグ2025 最終順位】

激闘の記憶とともに幕を閉じた山辺マスターズリーグ2025。来季の戦いにも、早くも期待が高まる。