
「第18回全関東空手道選手権大会」並びに「第2回栃木県型選手権大会」が6月15日、栃木県真岡市の武道体育館で開催された。主催はIBKO極真会館坂本派 栃木・群馬県本部。
当日は朝から湿度が高く、会場は蒸し暑さに包まれていたが、選手たちの気迫と熱気がそれを上回る。大会には、北関東各地から小学1年生から一般まで計314人が出場し、「型」や「組み手」の演武で白熱した戦いが繰り広げられた。
足利市からは、大沼田町にある足利茂木道場の3選手が出場。このうち、型部門(小学6年生・男女混合中級クラス)で吉田凜春選手が予選から集中力を切らさず安定した演武を見せ、見事優勝を果たした。
試合を見守った同道場の津久井勇代表は、「吉田選手は持ち味である集中力をしっかりと発揮し、予選から素晴らしい『型』を見せてくれました。立派の一言です。これに満足せず、今後もさらに上を目指して精進してほしい」と称賛。また、今回入賞に届かなかった2選手についても「内容は悪くなかった。次に期待したい」と前向きに振り返った。
足利茂木道場では現在、年長から60歳までの生徒を対象に入門を受け付けている。練習日は毎週月・木曜の午後7時から。年会費・登録料は無料で、一カ月の無料体験や見学も可能。入門者には特典も用意されている。
【問い合わせ】
足利茂木道場(足利市大沼田町1083-9)
電話:090-4126-1356(担当/津久井)